これからの時代に求められる理想的な女性像が分かる、中原淳一さんの本

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最近、イライラすることが多く、ひたすら自己反省する日を送っています。
こんなとき、中原淳一さんの掲げるような、理想的女性になれたら、どんなに心穏やかに過ごせるか。
そればかり考えています。

わたしが10年前に、この人の存在を初めて知って、この人の言葉に虜(とりこ)になりました。

中原淳一さんが描く理想的女性とは、一体どんな女性なのか。
今の日本社会においても、それはなぜ求められるのか。

いっしょに見ていってください。

中原淳一さんとは

中原 淳一は、画家、ファッションデザイナー、編集者、イラストレーター、人形作家。妻は宝塚歌劇団元男役トップスターの葦原邦子。長男は画家の中原洲一。姪はシャンソン歌手の中原美紗緒。孫は俳優・声優の加古臨王。
幼少の時より絵や造形に才能を示し、18歳の時、趣味で作ったフランス人形が認められ東京の百貨店で個展を開催。それがきっかけで雑誌『少女の友』の挿絵、口絵、表紙絵、付録等を手掛けるようになり、一世を風靡する人気画家となる。
終戦後は、女性に夢と希望を与え、賢く美しい女性になってほしいとの理想に燃え、自分の雑誌『それいゆ』(1946年)『ひまわり』(1947年)『ジュニアそれいゆ』(1954年)『女の部屋』(1970年)を相続いて創刊。編集長として女性誌の基礎を作っただけでなく画家、ファッションデザイナー、スタイリスト、インテリアデザイナー。人形作家など多彩な才能を発揮。その全ての分野において現代につながる先駆的な存在となる。昭和30年代半ば、病に倒れ、長い療養生活の後、70才にて逝去。
wikiより引用
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%8E%9F%E6%B7%B3%E4%B8%80

男性でありながら、「女性に夢と希望を与え、賢く美しい女性になってほしい」という理想を掲げていた方です。

最近若い方はご存知ないかと思いますが、中原淳一さんは戦前戦後に活躍した、「それいゆ」という雑誌を創刊されました。
中原淳一さんの描く女性の絵は、本当に上品でかわいらしくて、うつくしいです。

美輪明宏さんの本の挿絵にもなっていました。

ことばが何よりうつくしい

わたしが中原さんがすごいと感じるところは、言葉遣いがとても美しいことがあげられます。美意識に対する全身の神経が研ぎ澄まされているような、相手に対しての配慮や優しさにあふれているのです。

美しくなる、という本当の意味

美しいということは、ただ外見がよくて、お洒落な人なのだと、私はこの本を読むまでそう思っていました。けれども、この節を読んで、今までの認識がいかに誤りであったのか、気づかされました。

「美しくなる」ということは、必要以上に濃い化粧をしたり、身分不相応にお金をかけたものを着ることではなくて、自分の欠点、つまり、醜いところを目立たせないように、相手に不快を与えないように、それを美しく補うことを考える心です。
15ページより引用

中原さんの提唱する「美しさ」というものは、他者に対する思いやりの気持ちが根底にあるのだと、心が震えたのを覚えています。

生き方に対する考えで、今の日本にも当てはまりそうなこと

この本では、生き方に対する考え方も書いています。

人間の生き方の中で一番正しい生き方は、自分らしい生き方をすることだと思います。
75ページより引用

最近はマスコミが、人間の生き方や、ものの考え方にまで、これでもかこれでもかと流行を作って、そんな生き方をすることが、なた、そういう考え方をする方が、新しいといわれたり、カッコイイ生き方だと考えられたりする傾向が、あるのではないでしょうか。人生をスカートの長さや、ヘアスタイルのようには考えないでください。
160ページより引用

今の日本の雑誌やマスメディアにも当てはまる表現ではないでしょうか。
日本人は和を大切にする習慣があります。ですので、みんなから取り残されないように、流行やブームに流されていく傾向があります。でも、その流行やブームというのは、果たして誰から発信されたものなのか。もしかしたら、マスメディアが商品を売るために、作り上げた流行かもしれません。

一度、流行を鵜呑(うの)みにする前に、踊らされた情報なのではないか、自分の目で確かめるという冷静さをもってみてください。
そうすることによって、人や環境に流されない、自分の美意識ができてくるはずです。

中原さんの掲げる理想的な女性

中原さんは本当に女性に対する愛情の深い人です。この本を読んでいて、同じ女性であるわたしも、こんなところに気を付けて生活していきたいと思いました。

生きているかぎり、「愛情深い女性」「愛するということ」を知っている女性が、必要でなくなることはないはずです。
115ページより引用

窓を開けたら、新鮮な空気を胸いっぱいに吸って幸せを感じ、窓辺の植木鉢にも愛情をこめて水を注ぎたいし、掃除をするなら、そこに住む人にはもちろんのこと、家具や柱とか壁にまでも、愛情を込める女性であってほしい。
113ページより引用

家具や柱、壁にまで愛情を込める。こんな美意識があるなんて、思いもしませんでした。こんな女性が身近にいたならば、一瞬で虜(とりこ)になってしまうかもしれませんね。

まとめ

今の日本社会で忘れ去られている、女性のうつくしいあり方が凝縮された一冊です。女性として、美しく生きるにはどうすればいいのか、少し立ち止まったときに、この本をご覧になってみてください。きっと、あなたにとって必要なことが書かれているはずです。

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