夫婦仲の悪い家庭で育った私が、結婚して子どもを持った今思うこと

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正直に告白します。私は夫婦仲の悪い家庭で育ちました。それでも家庭を持って、子どもを授かりました。

こういうことを書くと、気持ちがネガテイブになるばかりで、救いようがなくなるかもしれません。

そんな救いようがないものをあえて書く理由。

それは、同じつらい思いを抱えている人に、あなただけじゃない、わたしも一緒だよ、それでも前に向かって進もうとしているよって伝えたいからです。

はじめに

両親を批判するために書いたのではありません。大きくなるまで、愛情と手をかけて、大切に育ててもらったことは本当に感謝しています。

本当に愛情をもらえてなかったら、私はとっくの昔にグレてるはず。

当時の両親の状況を考えると、仕方なかっただろうな。と思えます。わたしが同じ立場なら、もっとひどいことをしていたかもしれません。

これは批判するのではなく、あの当時に子どもだった私が感じたことと、結婚して家庭を持った今どう考えるのかの、振り返りの記録です。

母親が父親の悪口を言う毎日

わたしが一番つらかったこと。

それは、父親の悪口をずっと聞かされて育ったこと。

幼少期は幸せな記憶がたくさんありましたが、わたしが小学校に上がった頃からでしょうか。

学校が終わって、わたしが家に帰宅すると、父親の悪口を延々と聞かされました。

最初は母がかわいそうで、ひたすら聞いてあげていました。けれども、母の愚痴は永遠に終わることはありません。

わたしは次第にしんどくなってきます。

本当は、わたしはそれを聞きたくなかったからです。自分も全否定されているように感じたからです。

あまりにつらくて、私が泣きながら、悪口を言わないでほしいとお願いしても、なんでお前が泣く必要があるんだ!あんたのことを言ってるんじゃないだろ!と、かえってヒステリックに怒られました。

その時の母は、想像以上に怖かった

これ以上逆らうこともできず、ただ時が過ぎるのをじっと耐えている日々。

母から悪口を聞かされる時間もつらかったけれど、父と母がいるときの母の不満そうな表情。あれを見るたびに、私はいてもたってもいられなかった。

家庭が安らぎの場ではなくなりました。

それでも、私しか聞く人がいないのだと思って、健気に聞いている時もあります。わたしには兄がいますが、兄には言わないからです。

ある時、母に聞いてみました。

『なぜ私だけに、そういうことを言うの?』と。

母は言いました。

『たまたまあなたが家にいるから話しているだけ。』

ショックでした。愚痴を言うなら、誰でも良かったんだ。

わたしはまだ子どもだったから、言い返せません。母はそれを利用して、ただ感情を吐きたいときに吐けるゴミ箱として私を使っているだけだった。

わたしはその程度の存在。

その頃からなのか、私は人を信じることができなくなりました。自分が大嫌いになりました。自分という存在を、消して消して消してしまいたかった。

私なんか生まれてこなければ良かった。心底思いました。早く大人になりたかった。

ぜんそくの辛さを分かってもらえなかった悲しさ

わたしは3歳頃から小児ぜんそくを抱えていました。大人になった今、だいぶよくなりましたが、当時は本当につらかった。

学校のグラウンドを走るだけでも、倒れ込んでしまうほど。入院はしなかったけれど、あの時の息苦しさは半端なかった。普通に生活しているときも、呼吸が苦しくて、ヒューヒュー、ゼーゼー。楽に呼吸できた時の方が珍しいくらい。

小学3年生あたりに、いっきにひどくなりました。病院で、発作どめをもらいました。あまりに苦しくて、わたしは使い過ぎてしまったことがありました。それを見かねた母が、その薬を取り上げました。

発作が起こって、どうしようもなく辛い時だけ、使わせてもらう。

けれども、苦しくてどうしようもなかった私は、母の目を盗んで、母のバックの中にあった薬をたびたび使いました。

それがバレると、こっぴどく怒られました。

それ以来、発作が起きても、めったに使わせてくれることはありません。

家で発作が起こっている時、苦しくて苦しくて、何度も母を見ました。

すると、母はただ私を遠くから見下ろして、睨んでいるだけでした。

なぜ発作なんか起こしたんだ!このバカ!と言わんばかりに。

私は悲しかった。

薬を使わせてもらえないことがつらかったのではなく、発作が起こった時に優しく抱きしめてもらえないことが、何よりも何よりも、つらかった。ただ、優しく背中をさすってくれる、それだけでも心は救われたのに。

これ以来、心が壊れるってこういうことかもしれない、と思うようになりました。

容姿が悪いことからくる、ボロボロの劣等感

わたしは父親に似ているようで、それも母はおもしろくなかったようです。

母は美人。私はブス。母からいつも遠回しに言われているように思えました。劣等感でボロボロでした。

親戚のおばさんにも言われました。お母さんは美人なのに、どうしてあなたはブスなのかしらね、かわいそうねって。まだ小さい頃から、ずっとずっとずっと言われてきました。

わたしは悲しかった。

鏡で自分を見るたびに、自分に向かって言いました。

お前は何てブスなんだ!お前なんかいらない!

純粋で綺麗だった心に、鋭利の鋭い刃物でズタズタに引き裂かれる、あの感覚。その傷が全体に化膿して全身が真っ黒。そこから今もなお、黒い血がドロッドロに流れている。

自分自身の夫婦仲が上手くいかないことで、傷口が噴き出してくる

今も流れをとめることができない、あの黒いドロドロした滴り。

今でも思い返すと、身震いがしてくる。

だから、めったに思い出すことのないように、固く硬く口を閉じていました。

けれど、その口が、あるところから塞ぎきれずに漏れてくるんです。

そのたびに、傷が痛む。

私はそれを見たくなかったのに!

結婚して、夫婦を続けることで、抑えきれないほどの衝動が私の中によみがえってくるのを感じています。

まずい、と思いました。

このままでは、あの時の母が感じていた状況を再現するだけ

自分の負の連鎖を、子どもに絶対に引き継がせたくない

私が味わった、この感情、絶対に子どもに引き継がせたくありません。子どもには自分に自信を持って、しあわせに生きていってほしい。

そのために、わたしが今できること、気をつけることはなんだろう。必死になって考えています。

当時を振り返って、それぞれの立場になって考えてみたりしました。

確かに、当時の状況を考えると、母がああしてしまったのは無理のないことだと理解出来ますし、許すこともできました。

けれども、あの傷は疼きます。子どもの頃に感じたあの傷は、フラッシュバックのように蘇ります。もう逃れることはできません。

私はこの傷を大事に抱えることにしました。

結婚して子どもを持った今思うこと

なぜ、わたしはこんな状況を経験したのか。

確実なことは分かりませんが、きっと、暖かい家庭を築くために必要な布石だったのではないかと思うのです。

ドロドロの感情を経験しても、それを乗り越えて、力強く咲く、あの花のように。

人間は黒さを知らなければ、本当の白さも分かりません。

本当の黒さを知った上で咲く花ならば、誰もが勇気づけられるかもしれない。

過去は変えられないけど、この傷を抱えて生きていくことはできる。

こんな状況を二度と起こしてはいけない。

反面教師として、この傷を抱えて、暖かい家庭を築くモチベーションにしていきたい。

こんなことを決心しています。

4 件のコメント

  • たまひろさん、こんにちは。

    我家にはまだ子供がいないので偉そうなことは言えませんが、親だって常に成長途上でいいと思います^^ 最初から完璧な親なんていないでしょうから。

    過去の出来事に目を背けず、ご家族のことを思いやれるたまひろさんは立派な人ですね。そんなたまひろさんのお子さんや旦那さんは、きっととても幸せだと思います。

    僕が言うのもなんですが、辛い時は周りを頼って、自分を責めないであげてください。これからも応援しています!

    • SOHTAROさん、ありがとうございます!とっても嬉しいコメントでジーンと来てしまいました(涙)
      実はこの記事をアップするのを直前まで迷っていましたが、こんな素敵なコメントいただけて、思いきって投稿してよかったです。
      私もSOHTAROさんのこと応援していますよ(^^)家計簿もありがたく使わせていただいています!

  • 家計簿、使っていただきありがとうございます!

    たまひろさんの色々な感情や葛藤が、文面ににじみ出ていて心を揺さぶられました。すごく響く記事でした。

    これからも色んなことがあると思いますが、お互い頑張っていきましょー!(*‘∀‘) 夜遅くのコメント、失礼しました。

    • SOHTAROさん
      ありがとうございます!これまで感情や葛藤を書くのをなるべく控えてきましたが、
      こういうものも自分であると気づいて、思いきって書いていこうと思いました(^^)
      お互いに頑張りましょうね♪今後ともよろしくお願いします!

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    ABOUTこの記事をかいた人

    30代・1児のワーキングママ。 同年代の主人、もうすぐ2歳になる息子の3人暮らし。 お金・時間・仕事から自由になって、家族でしあわせなライフスタイルを送る!と決めて、たまひろライフを運営しています。 相当の人見知り。趣味は読書とパソコン。