本当のしあわせに気づかせてくれる、町田貞子さんの娘に伝えたいこと

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なんでも断捨離してしまう私ですが、1冊だけお気に入りの本があります。
それだけはどうしても手放せずに、何年も何年も大切に持っています。

私はこの本から学ぶことがたくさんありました。

今の私の価値観を構成する礎になった本です。
どんなところに感銘を受けたのか、今日はそれをご紹介します。

町田貞子さんとは

1911年(明治44)、東京生まれ。19歳で結婚。以来、家族の健康と幸せを願って、一男四女の五人の子を育てる。心を使い、生活を大切に、をモットーに合理的な家事研究を続ける。「婦人之友」と「友の会」を中心に、講演に執筆にと活躍。1999年1月24日心不全のため永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

人生は全て整理と言う言葉に衝撃を受けた

整理整頓と聞くと、物の整理整頓を思い浮かべる人が多いと思います。
私もその1人でした。

けれども、町田さんはいます。

日々の生活の中で、小さいことから大きいことまで、いろいろ出てくる事柄を、どのように整理していくかで、その人の暮らしぶりは決まります。人生全て整理と言うわけです。
整理する事柄はたくさんあるようですが、結局は、頭、時間、経済、物、この4つのジャンルをそれぞれを整理することです。
95ページより引用

私はこの言葉に衝撃を受けました。
大学時代に、この本に出会いました。

まだ断捨離という言葉や、ブームを巻き起こしているミニマリストと言う言葉がない時代に、町田さんはすでにこの方法を確立していた人だったのです。

お金のこともオープンにできる家庭を築いていたことも衝撃的だった

日本人の価値観として、お金の話をするのははしたない、と言う風習があります。
しかし、これには悪い側面もあって、家族間でもこの話を適用してしまうと、子供がお金について学ぶ機会がなくなってしまいます。

これでは、子供が将来大きくなったときに困ります。
両親が学費を出してくれたことへの感謝の気持ち。お金の価値がわからず、借金を重ねて重ねたりしてしまうトラブルの種。

こういう負の面も作り出してしまうのです。

町田さんの家庭では、こんなこともなく、

家庭は家族で経営する共同事業ようなもの。だから家計が当然、公のものです。事業仲間である子供たちに、自分のために使われるお金も、本来は家族全員のお金であることを理解して欲しくて、私はいろいろ工夫をしました。

なぜ、そこまできっちり報告するかと言うと、会社でも必ず定期的に決算をして財政報告をします。それなくして、組織は運営していけません。家庭も共同事業ですから同じことです。これで、子供たちには家庭は公のものだとよくわかりますから、わがまま勝手を言わなくなります。
115ページより引用

といったように、すべての子供たちの前で家計をオープンにしていたそうです。
私はこの話を聞いたとき、とてもうらやましいと素直に思いました。

私の家庭では、お金の話がオープンに話せなかったので、自分を信用されていないような、悲しい気持ちになったからです。
将来私が家庭を持ったときには、こんな家庭にしたいと決めたのを覚えています。

町田さんが築いてきた家庭の姿が暖かい

本を読んだ感想として、町田さんが築いてきた家族の姿が、とても暖かいことが印象的でした。

例えば、この節。

私は家族全員が友達みたいに仲良しで、いつも和気あいあいと笑いが絶えない家庭を思い浮かべます。テレビのホームドラマにもこうした家庭が出てきたりしますが、「自分の家もそうしたいな」と思ったりしますよね。
幸い、我が家はそんな感じの家庭でした。主人も私も子供たちも皆、外から家に帰ってくると、「やっぱりうちがいちばんいいね」と互いに言い合えて、そして、他人に対しても自信を持って「うちの家はすごく楽しいよ」と言える家庭でした。
43ページより引用

私の家は、父は仕事人間で家にいることがありませんでした。
つかの間の休日も、息抜きと称して、一人だけで外出してしまいました。
兄弟はいても、互いに干渉しあうこともなく、家族一緒で何かをしたという記憶がほとんど残っていません。

そのため、ずっと心に寂しさを抱えていました。
だからこそ、この家庭の下で生まれたら、にぎやかだったんだろうなぁと思うのです。

町田さんは幸せな家庭を築いたからこそ、こういうことが言える

ただ、1つうがった見方をします。

こういう、家庭を大切にしましょうと大手を振って言えるのは、家庭環境にとても恵まれていたからこそなのだと思うのです。
もしも、これが結婚したとき、夫が仕事人間で家庭を全く顧みてくれない人だったのなら、こんな素晴らしい考え方ができたのか、果たして疑問が残るところです。

家庭を顧みてくれる人と結婚してこそ築ける、理想的な家庭の姿のような気がいたします。

すべての人に読んで欲しい1冊

最後に少しうがった見方をしてしまいました。
けれども、総合的に見て、これはすべての人に読んで欲しい1冊です。

時代は変わっても、大切にしていきたい、お母さんの役割、誰かの為に何かをすると言う心、家事や子育て、家庭のあり方、全てがそこに詰まっています。

今一度、私もこの本を読み返し、自分自身のこれから築いていきたい家庭をイメージしていきたいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

30代・1児のワーキングママ。 同年代の主人、もうすぐ2歳になる息子の3人暮らし。 お金・時間・仕事から自由になって、家族でしあわせなライフスタイルを送る!と決めて、たまひろライフを運営しています。 相当の人見知り。趣味は読書とパソコン。